新しい年がみなさんにとってすばらしいものとなりますように。
今年もどうぞよろしくお願い致します☺️
銀座菊廼舎の「冨貴寄」(ふきよせ)は見た目がステキなだけでなく、一つ一つがきちんと美味しいので、老若男女に喜ばれて重宝してます♪
がんになったみなさんは、がんのことを誰に話しましたか?
知り合いががんになった方は、どういった関係なら話してほしい、または話してほしくない、と思うのでしょうか。
私は7年前の第一がんの時から、かなりオープンな方だったと思います。
乳がんは治療期間が長く家族に隠すのが難しいこと、がんを隠されたことに怒りを感じる子どもがいることも知っていたので、子どもたちにはすぐに話しました。
がんは患者数がとても多い病気で全然特別なことではないけれど、がんであることを黙っている人が多いので、がん告知時の患者さんは「なんで私が?」って思うのです。
身近に知っているがん患者が少ないと、告知時のショックや孤独感が高まりますよね。
30代でがんになるのは早い方だけど、だからこそオープンにしておけば、将来自分の知り合いががんになった時に「そういえば、ハンギョドンもがんになってたな」と思ってもらえてショックや孤独感を和らげることができるのでは?
それならオープンにした方がいいなと思いました。
まあ「私、がんになったよ」って伝えたら、だいたいみんなショックを受けてましたが(笑)。
自分がなった時のショックよりは軽いだろうから、いいよね☺️
ただ、自分の両親に伝えるといろいろ大変になることが予測できたのと、
仕事関係は責任の重いフリーランスの仕事をしているので、極力伝えないようにしてきました。
薬が効かなくて2回目のがんが見つかった時に、そろそろ両親にも伝えた方がのちのちショックが少ないだろうと判断して伝えましたが、仕事先には今もごく一部の方だけです。
みなさんは、どんなふうにされているのでしょうか。
さて、話は第2がん1回目の再建手術をした2023年の夏にさかのぼります。
中2次男の1学期の3者面談は、7月の夏休み中が面談期間として日程が組まれていました。
希望日提出の段階で、7月は再建手術を受けるので「なるべく術後、日数がたってる方が助かるな。最終日ならいけるかな。」と最終日を希望日にしました。
次男から「母は乳がんの再建手術を受けるので」と説明してもらって。
すると先生からお電話。
「お母さん、再建手術って大変なんですよね。私の友人も受けたんですけど、退院できてもまだまだ身体は大変なんですよね。面談は夏休み中に行えればいいんで、8月の最後の週とかいかがですか?」
「お言葉に甘えてもよろしいでしょうか。」と我が家だけ8月の終わりに面談をしていただきました。
担任の先生(女性)の口ぶりから、そのお友達は皮弁移植での再建だったのかな?
インプラント、脂肪注入、皮弁移植では、術後の身体という点ではおそらく皮弁移植が断トツでキツイのではと思います。
脂肪注入は、身体的にはかなり楽な方だと思います。
個人差はあると思いますが、脂肪吸引も私はそんなに大変ではありませんでした。
エキスパンダーに耐えた方なら、まず大丈夫かと。
それでも猛暑の中を移動するのは、少しでも術後日数がたってからの方が良いですよね。
面談で、担任の先生は次男に「笑うとNK細胞が活性化して元気になるから。私も乳がんの友達とたくさん笑って『これでがん細胞、やっつけたね!』って話してるんです。だからお母さんを笑顔にするようなことをしていってね。」と話してくださいました。
がんのことはあまり人に言いたがらない方が多いけど、先生のお友達が勇気を出して先生にお話ししてくださったこと、先生がお友達との間にそれだけの信頼関係を作っていてくださったことで、今こうして私が面談の日程を配慮していただいている。
誰かの勇気や信頼が、こうやって予想もしない誰かを助けることもあるんだなと思うと、感慨深かったです。
先生とお友達への感謝をお伝えした面談でした。